2017年2月13日月曜日

今日のミャンマーニュース 2015年文化・スポーツ

2015年10月28日(水)
首都ネピドーに ミャンマー初の体育大学

2014年から首都ネピドーで進んでいるミャンマー初の体育大学の建設工事は、8割以上が完了した。10月21日、現地のスポーツサークルが報じた。

国を代表するアスリートの育成を目的とした、36.33ヘクタールの敷地を有するこの大学は、2016年3月に完成する予定。2016年の新学年度(6月から翌3月)より授業を開始する。

ミャンマーでは2013年以降、体育系専門学校がヤンゴンとマンダレーに開設されている。
(Xinhua 英語版よりJMSA翻訳)


2015年10月8日(木)
EU、ブリティッシュ・カウンシル 司法へのアクセス強化プログラムを開始

EUとブリティッシュ・カウンシル(英国文化協会)は共同で9月29日、ミャンマーの貧困者、弱者など社会から追いやられた人々の、司法へのアクセス強化を目的とした、新たなプログラム“MyJustice(マイジャスティス)”を開始すると発表した。

MyJusticeは、2015年から2019年までの4年間のプログラムで、EUが200万ユーロ(約2億6800万円)の資金を投じ、ブリティッシュ・カウンシルが運営する。

このプログラムは、国内の法的事案について市民が中心となって働きかけるよう喚起し、市民や法律専門家、司法機関が司法制度を効果的に活用できるように支援するものだ。市民社会における仲裁や、法的支援サービス実施などの改革に対応できるようにする。

EU代表団のプログラム組織責任者は「我々EUは『法の支配』に重きを置く。法の支配はミャンマーの改革においても最重要事項だ。これなくして、真の民主主義はあり得ない」と述べた。

MyJusticeはすべての人々を巻き込む手法を取る。一般市民、法律の専門家、司法機関が互いに学び、信頼し助け合うことを奨励している。最大6つの地域または州のコミュニティーが、より公平な法的サービスを受けられるよう支援する予定だ。
(MizzimaよりJMSA抜粋翻訳)



2015年8月18日(火)
ミャンマーのインターネット 新たな段階へ

利用者の高速化への需要が後押しし、ミャンマーのインターネット業界が活況だ。

ミャンマーのヤダナポンテレポート社(YTP)とノルウェイのテレノール社は、米国検索最大大手グーグルが限定的に提供する、GoogleやYouTubeコンテンツの効率的な配信を可能にする、グーグルグローバルキャッシュ(GGC)での運用を開始した。インターネットパフォーマンスサービスを提供する米国企業ダイン社が発表した。

現在、ミャンマーの膨大なインターネットのコンテンツはインポートと呼ばれる取り込みが必要だが、このGGCの運用によりサーバーが増え、コンテンツをユーザーの近くに置くことが可能になる。この結果、検索や動画再生などに要する時間が短縮され、インターネットの利用者は、より早く、より簡単に利用できるようになる。

一方、住友商事とミャンマー郵政通信公社(MPT)の共同事業主KDDIグループは、7月22日、その子会社CDネットワークス(韓国)と組んで、ソウルを拠点としたミャンマーでの事業拡大を目指すと発表した。
(ミャンマータイムスよりJMSA抜粋翻訳)



2015年8月4日(火)
ヤンゴン-ホーチミン間の航空路線 10月新たに

2015年、公式に開始された、空港発着枠、航空路線、便数などを航空会社が決められる東南アジア諸国連合(ASEAN)のオープンスカイ協定。これに基づき、同地域の航空会社各社が運行を拡大している中で、ベトナムの航空会社ベトジェットは7月24日、「私営航空会社としては初めて、ミャンマーの商業都市ヤンゴンに乗り入れる。このヤンゴン-ホーチミン間の航路は、両国のビジネス、文化、観光の中心地をつなぐものとなる」と発表した。

この新路線は、10月2日よりサービスを開始する。月・水・金・土・日曜日の週5往復で、片道2時間15分。

ASEAN10ヵ国が加盟しているオープンスカイ協定は、規制などを緩和して航空各社の市場への参入を促し、同地域における航空業界の活性化を図る。今後徐々に拡大実施されていく見通しだ。ミャンマーの観光業界は、海外からの観光客拡大を期待している。

ミャンマーは最近、2015年末までに普通パスポート保持者に対し、インドネシア、ベトナム、ラオス、カンボジア、ブルネイ、フィリピンと、ビザ取得を免除する方向で各国と最終的に合意している。
(IrrawaddyよりJMSA抜粋翻訳)



2015年7月10日(金)
インドネシア病院グループ、ミャンマーで10病院設立へ

インドネシアのSILOAM病院グループは、ミャンマーのパンライン私立病院と共同で、2016年から10の病院をミャンマーで設立する考えだ。7月4日にパンライン私立病院が発表した。
「ミャンマー国内の各州、各管区で、国際的なレベルの医療が受けられるよう、2022年の完成を目指す」とパンライン私立病院担当者、Dr.イエモウンミンは述べる。

10の病院は、二種のタイプに分けて作る計画で、小規模タイプでは100床程度を見込む。すでに病院予定地の土地は購入もしくは借り上げ済みだ。
(ピエーミャンマー ビルマ語版よりJMSA翻訳)



2015年6月5日
サッカーミャンマー代表 2018年ワールドカップに向けて臨戦態勢

2015年6月は、ミャンマーにおけるサッカーの歴史の中で大きな節目となる。6月11日、ミャンマーナショナルチームの2018年ワールドカップ出場資格獲得に向けた戦いが始まるが、同国のファンの熱気が高まっているのは、5月30日に開催される米国との試合に、U‐20のチームが姿を見せるからだ。

重要なのは、そのユーストーナメントだ。アブラモビック(セルビア)ミャンマー代表チームコーチは、有能な若手選手を選ぶことができない。6月11日の対ラオス、その5日後の対韓国戦にシニアチームのワールドカップ参加選手として選ばれているためだ。

「さい先の良いスタートを切るため、資格参加者を選びたいのだが、U‐20のワールドカップに参加するため、ニュージーランドにおり不在だ」

「米国はミャンマーを甘く見ないことだ。我々のチームには、海外で通用するような優れた選手がいる。ワールドカップは彼らにとって実力を示す絶好のチャンスだ」アブラモビック代表コーチは語る。
(MIZZIMAより JMSA抜粋翻訳)



2015年6月2日(火)
ラカインナショナルデー祭り、ヤンゴンにて開催

ミャンマー少数民族ラカイン族のラカインナショナルデー祭りがヤンゴンで開催された。
この祭りには、ヤンゴンはじめミャンマーや世界各国に住むラカイン人が参加して、ラカインの伝統的な相撲などを行い、楽しんだ。

ミャンマーの少数民族は、各民族の伝統や文化に根ざした祭事や記念日のセレモニーを、それぞれの民族で行うのが一般的だ。こうした少数民族のイベントは、世界各国に移住したミャンマー少数民族によって、世界中で行われている。

ラカインナショナルデー祭りの写真は当社フェイスブックに掲載しています。ぜひご覧ください。
(日本ミャンマー支援機構)



2015年5月6日(水)
【5/31鶴見大学】ミャンマー(少数民族)衣と食文化の祭典を開催

5月31日神奈川県横浜市の鶴見大学で、難民・被災者のための奨学金創設チャリティー・ファッションショーが開催される。

日時:2015年5月31日(金)11:00~17:00
場所:鶴見大学 大学記念ホール(JR鶴見駅より5分)
会費:5,000円(懇親会のランチ代含む)
主催:NPO法人PEACE
後援:外務省
協力:鶴見大学国際交流センター、国際交流基金、JICA

※イベントは終了しました。



2015年3月16日(月)
U-22サッカー、ミャンマー対日本 0-9でミャンマー大敗

3月11日に行われたU-22サッカー日本代表対ミャンマー代表の国際親善試合は、9-0で日本が圧勝した。

前半にゴールキーパーのミスなどで7点を奪われたミャンマーは、後半にゴールキーパーを交代。失点を2点に抑えたものの、ミャンマー代表チームが国際試合に不慣れであり、U-22代表チームとしての活動の日が浅いなど、さまざまな課題が露呈した結果となった。

アジアオリンピック予選では、オーストラリア、チャイニーズタイペイと対戦する予定だが、今後急ピッチでチームを立て直す必要がある。
(日本ミャンマー支援機構)



2015年3月7日
日本・ミャンマーU22 サッカー国際親善試合 千葉県フクダ電子アリーナ

サッカーU-22日本代表とU-22ミャンマー代表が、3月11日に千葉県フクダ電子アリーナで国際親善試合を行う。午後19:10キックオフ予定。フジテレビ系列にて、19:00?21:08まで全国生中継する。
(日本ミャンマー支援機構)

※日本ミャンマー支援機構は、この試合のために来日するミャンマーのサッカー関係者に対して通訳派遣を行いました。



2015年3月2日
滋賀大学ミャンマーの公務員研修を実施

滋賀大学は2月1~14日、ミャンマーの人事院など2省庁の職員を同大学に招き、政策立案能力の向上に向けた研修を行った。

笹川平和財団笹川汎アジア基金の助成を受け実施したもので、ミャンマーの人事院から11人、国家計画・経済開発省から5人を招き、 マクロ経済政策、金融部門改革、地域開発など公共政策分野の講義を行った。

また、滋賀県の農家訪問を組み合わせた、実践的な政策構想能力を構築するための研修も受け、大和総研や国土交通省なども訪問し、ミャンマーにおける新たな金融政策の提案や日本のインフラ状況の説明を聞いた。

この研修では、日本ミャンマー支援機構が日本語・ミャンマー語通訳者を派遣致しました。通訳派遣の詳細はこちらをご覧ください。またその際の写真も下記に掲載致しました。合わせてご覧下さい。
(ヤフーニュースにJmsaが追記)

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